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【column】うらおもて人生録(新潮社/色川武大)
「非日常に浸る」というわけではないですが、少し心に響いた本に出合ったので、コラムとして。 【「雀聖」と呼ばれる著者が語る “生き方のセオリー”】 『うらおもて人生録』(色川武大/新潮社) 著者の色川武大氏は、中学(今の高校)を中退し、世間に... -
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【Movie】映画『TENET テネット』解説
映画『TENET』は、説明が少なく “ 難解 ” な作品といわれます。はじめは私も状況が把握できませんでした。なんとなくあらすじは掴めるものの、ディティールはどうしても消化不良に。もう一度観てみると理解は進む一方で、新たな疑問が浮かんできたり。そ... -
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【Movie】TENET テネット(2020年)
【TENET テネット(2020年)】 陽電子などの反粒子は時間を “ 逆行 ” することが知れられている。ならこの先に何があるのか、向こう千年を想像してみると、TENETで描かれる世界があるかもしれないと、小さく興奮させてくれる。そんな素粒子物理学から着... -
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【Movie】クワイエット・プレイス(2018年)
【クワイエット・プレイス(2018年)】 物音を立ててはいけない、奴らは音に反応し襲ってくる――。少しの音も立てられないという息苦しさ、物音で走る緊張。音声を使用しないことで緊迫感を表現し、観るものを引き込んでいきます。音を立ててはいけないと... -
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【Movie】月に囚われた男(2009年)
【月に囚われた男(2009年)】 暗く、落ちた気分のときに、陰鬱な雰囲気の映画を観ると気持ちが落ち着いたりします。本作は陰鬱とした抑揚のない雰囲気で、孤独と暗さを醸し出しています。暗い孤独に癒される―—そんな感覚を覚えるSFサスペンス。 没入感... -
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【Book】『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ/友廣純訳/早川書房)(2020年)
【野生動物学者が描くミステリー】 アメリカ東海岸ノースカロライナ州に広がる湿地帯が本作の舞台です。湿原と海に囲まれた村で、チェイス・アンドルーズという青年の死体が発見されます。当初は、村の火の見櫓(やぐら)からの転落事故と思われていまし... -
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【Movie】ゴーン・ガール(2014年)
【ゴーン・ガール(2014年)】 見事なミスリードと新鮮な脚本。単に凄惨な描写による衝撃性ではなく、夫婦関係の変質の過程が生み出す混乱と苦悩と重圧。決して血生臭い物語ではないのに、戦慄の余韻を残します。他に類を見ない奥行きのある脚本のサスペ... -
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【Book】『破船』(吉村 昭/新潮文庫)(1985年)
【難破船が招く悪夢】 江戸時代(詳細な時期は不明)、苛酷な環境にあった漁村を舞台にした物語です。その漁村は、周囲を岬の断崖などに閉ざされ、狭い海岸線に建てられた十七戸の小さい家々で形成されていました。土地は砂礫で痩せており、傾斜地に段状... -
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【Movie】ゼロ・グラビティ(2013年)
【ゼロ・グラビティ(2013年)】 SF映画かと思って見たら全く違った。ハリケーン、火山、隕石、寒冷化などのディザスター映画を見たときと同じ感覚を持った。ディザスター映画の魅力はなにより、災厄から逃げる臨場感と切迫感。そして、災厄をくぐり抜け... -
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【Movie】オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)
【オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)】 勝利の道筋を探し続ける。気軽に非日常に浸れるタイムループ映画。 没入感:8.0/10 物 語:★★★★★ 映像美:★★☆☆☆ 音 楽:★★☆☆☆ 字幕/吹替:吹き替えがしっくりきます 時 間:113分 ジャンル...